『弱者男性』に分類される年収とは？低年収30代の婚活戦略と成功の秘訣を解説

弱者男性という言葉を知り「自分の年収は弱者に当てはまるのでないか？」と不安を感じる人は多くいます。年収にコンプレックスを感じているままだと、女性とのやり取りにも自信の無さが表れ、婚活がうまくいかなくなるかもしれません。

本記事を読めば、自分が弱者男性かを正しく理解でき、どちらにしても前向きに婚活が進められるようになります。年収が低い『低スペック男性』が、どのように婚活を進めていいかの参考にもなるはずです。

この記事の筆者

名前 / Name
谷口テツ(てっちゃん)

プロフィール/profile
32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。

資格/qualification
JLC認定恋愛アドバイザー3級、秘書技能検定試験2級

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弱者男性とは何かしらの弱い部分を抱えて生きている男性

最近よく耳にする『弱者男性』という言葉には、特定の定義があるわけではありません。一般的に、何かしらの弱さや生きづらさを抱えながら日々を送っている男性を指す言葉として使われています。
弱者男性には結婚は難しいのか？モテない特徴を持つ男性の取るべき行動を解説

トイアンナさんが書籍で定義する弱者男性のカテゴリー

トイアンナさんは著書『弱者男性1500万人時代』の中で、弱者男性を以下の15のカテゴリーに分類して示しています。

上記はあくまで一例であり、人によって抱える弱さはさまざまです。経済的な問題だけでなく、人間関係や健康、過去の経験など、複数の要因が絡み合っている場合もあります。『年収が低いから弱者男性』という単純な話ではないことを理解する必要があります。

弱者男性の割合は約24％

『弱者男性1500万人時代』によると、何らかの『弱さ』を抱えている可能性のある男性は日本に最大で約1,500万人いるとされています。日本には約6,211万人の男性がいるため、全体の約24%が弱者男性と推測できます。

約24%とは、日本の男性の約4人に1人が何らかの生きづらさを感じている計算です。決して生きづらさを抱えている男性が特別なわけではないことが、全体の約24%が弱者男性と推測できる事実からわかります。

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年収だけが弱者男性かを決める要素ではない

弱者男性と聞くと、多くの人がまず『年収が低い男性』を思い浮かべるかもしれません。確かに経済的な困窮は、生きづらさを感じる大きな要因の一つです。しかし『弱者男性＝低年収の男性』と単純に結びつけるのは、必ずしも正しくありません。

低年収であることだけが弱者男性を決めるわけではない

弱者男性が抱える困難は非常に多様です。例えば、以下のような困難が弱者男性には降りかかります。

上記のような要因も、深刻な生きづらさにつながります。生きづらさは必ずしも年収の高低とは関係なく存在し、婚活に悪影響を与える場合が大半です。年収という一面的な指標に囚われすぎず、自分自身の状況を多角的に見つめ直しましょう。

貧困とは無縁の年収1,000万円でも弱者男性のケースもある

経済的には裕福に見える年収1,000万円クラスの高収入男性の中にも、自身を弱者男性だと感じている人がいます。社会的・経済的に成功者と見なされるような立場にいても、以下のような理由で孤独感や生きづらさを感じる男性もいます。

『弱者男性1500万人時代』では、年収1,000万円のサライさん(ハンドルネーム)が紹介されています。サライさんは、障害を持つ兄弟がいたり、父親の介護が必要な状況であり、女性から敬遠されていたりすると語っています。

弱者男性がパートナーを作りにくい理由は、経済的な問題だけではなく複雑です。年収だけでは見えてこない、弱者男性ならではの問題を理解する必要があります。

年収が低い(400万円以下)弱者男性が結婚するためにできること

婚活において年収は一つの重要な要素ですが、すべてではありません。男性の平均である年収400万円より低い稼ぎの男性が、婚活を成功させるためにするべきことを解説します。年収が『低い』弱者男性が結婚するためにできることは以下のとおりです。

年収が400～500万円の平均レベルの男性も、基本的に結婚するためにできることは変わりません。紹介する内容を参考に、自分をより高めて婚活を成功させましょう。

マインドセットを整える：「どうせ自分なんて」から抜け出す

「年収が低いから自分はダメだ」という思い込みを手放しましょう。自分をダメだと思ってしまうことでネガティブな気持ちが女性に伝わり、あなたの魅力を半減させてしまいます。

自信を持つことが、魅力的な振る舞いにつながる第一歩です。

外見を整える：お金をかけずに清潔感を徹底的に磨く

男女関係を進展させるのに第一印象は非常に重要です。しかし、第一印象を良くするために、高価な服やブランド品を身につける必要はありません。最も大切なのは『清潔感』です。以下の点を意識して、清潔感を高めましょう。

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谷口テツ

自分に似合う髪型や服装がわからなければ、美容師さんに相談したり、ファッション雑誌を参考にしたりするのもおすすめです。

内面・スキルを磨く：年収をカバーする「人間力」を武器に

年収面でのハンデをカバーできる、自分ならではの強みを磨きましょう。婚活では、特に以下のような内面・スキルを磨くことがおすすめです。

料理や掃除、洗濯など、生活力を高めアピールしましょう。生活力は『結婚後も家事を分担できるパートナー』として、女性から高く評価されます。プロフィールに得意な家事を書いたり、会話の中で自然に伝えたりすると効果的です。
30代男性は家事・料理・育児が結婚相手に選ばれるためには重要！

例え収入が少なくても、計画的に貯金している姿勢は「しっかりしている」「将来を考えている」という信頼感につながります。具体的な目標額を決めて貯金に取り組みましょう。
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戦略を立てる：賢く効率的に婚活を進める

賢く効率的に婚活を進めるには、以下のポイントを意識することが大切です。

婚活は早めに始めるほど有利に進めやすい傾向があります。特に30代前半までに動き出せば、年収に自信がなくてもハンデをカバーしやすくなります。今まさに迷っているなら、一日でも早く行動を起こすことが成功への近道です。
30代男性が婚活で結果を出すための方法

無理なく続けられる方法を選ぶことが、継続と成果につながります。将来を見据えて収入アップを目指すことも一つの戦略です。以下のような行動で収入アップを目指しましょう。

年収300万以下でも諦めるな！婚活時の仕事の取り組み方

上記のような今できる努力が将来の自分を助けてくれます。前向きな姿勢は、女性から見ても魅力的です。

年収が高い(600万円以上)弱者男性が結婚するためにできること

比較的高収入(年収600万円以上)でありながら『弱さ』を抱える男性が婚活で注意すべき点と取るべき戦略を解説します。年収が高い弱者男性は、以下のような点に注目しましょう。

高収入の落とし穴を理解する

高年収は婚活において有利な条件ですが「すぐに結婚できる」と慢心してしまうのは禁物です。まずは年収が高ければ選ばれるといった思いは捨てましょう。サライさんのケースから見ても、高年収＝結婚できるという訳ではありません。

谷口テツ

女性との金銭感覚のずれなども、結婚する前によく確かめてください。

年収以外の弱さと真剣に向き合う

自分を『弱者男性』と感じてしまう原因と向き合うことで、結果的に結婚が近づきます。以下のような弱さを理解することで、婚活と並行して自分の弱点を克服する準備ができます。

自分の弱さの正体を冷静に分析し、課題を克服するための努力を始めましょう。コミュニケーション講座を受ける、外見を磨く努力をする、カウンセリングを受けるなど、婚活に効果がある具体的な行動が必要です。

経済力＋αの魅力を伝える

高い年収は女性にとって大きな魅力ですが、長期的な関係の構築には経済力以外の要素も重要です。以下のような、経済力以外の魅力を女性に伝える努力をしましょう。

誠実さや優しさ、思いやり、責任感といった内面の魅力を、具体的な行動で示しましょう。経済力があるからこそ描ける、具体的で安心感のある将来のビジョンを共有することも有効です。

さらに、年収に関わらず共感力や傾聴力を磨くことも、女性との関係性を良くするためには有効です。

谷口テツ

自身の内面やコミュニケーションを見つめ直し、人間的な魅力を高めていくことが、婚活成功の鍵となります。

年収に自信がない30代弱者男性におすすめのマッチングアプリ

女性から選ばれるには、若ければ若いほど有利です。年収に自信が無くても、チャンスを取りこぼさないために、まずは動き出すことが重要です。マッチングアプリなら、自分磨きと並行して、月額2,000～4,000円程度で出会いを探せます。

年収に自信がない30代弱者男性におすすめのマッチングアプリは以下のとおりです。

1位. marrish(マリッシュ)

マリッシュは、スペックよりも内面や相性を重視する傾向のある女性が集まっているマッチングアプリです。バツイチやシングルマザーなど、さまざまな背景を持つ人に理解がある女性が多い傾向にあります。

結婚の痛みを知る女性は『完璧な男性』を求めるのではなく、誠実さや優しさといった内面を見てくれる可能性が高いです。マリッシュは20代の若い男性が比較的少ないため、ほかのアプリでありがちな若いライバルとの競争が激しくない傾向です。

ライバルが少ない環境で、内面を重視してくれる落ち着いた女性と出会いたい人にとっては、マリッシュは良い選択肢の一つです。年収に引け目を感じて婚活をためらっているなら、一度検討してみてください。

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マリッシュ公式サイトはこちら

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2位. エンスポーツ(ENSPORTS)

「年収以外の部分を見てくれる女性と出会いたい」と感じている男性には、共通の趣味でつながれるエンスポーツがおすすめです。最初からスポーツが好きという共通点があるので、無理に話題を探さなくても会話が生まれます。

エンスポーツでの出会いは年収などのスペックを気にせず、純粋に『楽しい』からといった理由で関係を始められるのが魅力です。一方で、比較的新しいアプリのため会員数はまだ多くなく、出会える相手が限られる可能性はあります。

谷口テツ

お互いのスポーツへの熱意があまりに違うと「ノリが合わない」と感じさせてしまう可能性もあります。

年収関係なく、共通の趣味を通じて自然な形で関係を築きたいと考えているなら、エンスポーツを試してみる価値はあります。スポーツ観戦が好き、体を動かすのが好きな弱者男性の傾向がある男性にエンスポーツはおすすめです。

スポーツ好きが選ぶマッチングアプリ

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3位. ウィッピー

「年収に自信がないから、まずは気軽に話せる相手が欲しい」と感じている男性には、韓国発のウィッピーがおすすめです。「まずは友だちから」というコンセプトがウィッピーの特徴です。

ただし『友だちから』が基本なので「すぐにでも結婚したい！」という強い目的がある人には、少し物足りないかもしれません。友達関係で終わってしまう可能性も考慮しておきましょう。

谷口テツ

さらに、日本ではまだ新しいアプリのため、住んでいる地域によっては出会える人数が少ない可能性もあります。

しかし、年収に引け目を感じ「異性の友だち作りから始めたい」という30代男性にとってウィッピーは試す価値のあるアプリです。あまり気負わずに、気軽な関係から始めたい弱者男性の傾向がある男性に、ウィッピーはおすすめです。

友達からスタート

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年収に自信がない30代弱者男性におすすめの結婚相談所

一般的に結婚相談所はある程度の利用料がかかるので、年収に不安を感じる男性にはおすすめできません。本気で結婚を考えているものの費用を抑えたい男性には、比較的安価で利用できるオンライン特化の結婚相談所がおすすめです。

年収に自信がない30代弱者男性におすすめの結婚相談所は以下のとおりです。

1位. エン婚活エージェント

「年収に自信がないけど、自分と合う人を見つけたい」と思う弱者男性には、エン婚活エージェントがおすすめです。オンライン中心の活動で費用を比較的抑えられる点が嬉しいポイント。

お見合い料や成婚料が不要なプランもあり、年収に不安がある方でも始めやすい価格設定は魅力です。独自の性格診断や価値観診断にもとづいたマッチングシステムも特徴です。

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内面重視のマッチングは、年収やスペックに自信がない方にとって心強い味方になるかもしれません。

費用を抑えつつ、内面や価値観のマッチングを重視した婚活を進めたいと考えている人にエン婚活エージェントはおすすめです。

3か月以内に出会いがなければ全額返金

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2位. スマリッジ

「できるだけ費用を抑えて出会いたい」と考えるなら、オンライン完結型の結婚相談所のスマリッジも選択肢に入ってきます。メリットは店舗を持たないオンライン型のため、比較的リーズナブルな料金設定であることです。

しかし、オンライン中心のため、手厚い対面サポートを期待する人には、スマリッジは物足りない可能性もあります。年収に悩む30代男性にとっては、スマリッジは検討する価値のある結婚相談所です。

3位. ゼクシィ縁結びエージェント

「年収に自信がないからこそ、信頼できるところで活動したい」と考えているなら、リクルートが運営するゼクシィ縁結びエージェントがおすすめ。大手企業による運営体制が信頼できながら、仲人のアドバイスが受けられる結婚相談所の中でも比較的安価です。

詳しく料金やサービス内容を知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

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30代非モテ男性にゼクシィ縁結びエージェントはおすすめ？口コミや料金などを解説

結婚相談所では、年収だけでなく人柄や相性、価値観といった内面もしっかり見てくれる可能性があります。特に大手であれば、多くの会員の中から相性の良い相手を見つけるためのノウハウも期待できます。

年収に引け目を感じていても、プロのサポートを受けながら真剣に婚活を進めたい弱者男性におすすめの結婚相談所が、ゼクシィ縁結びエージェントです。

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筆者は弱者男性要素があり低年収だったが結婚できた

筆者は32歳から5年間、多くの時間と労力を婚活に費やしましたが、彼女すらできませんでした。筆者自身も以下のような、いわゆる『弱者男性』とされる特徴を持っています。

特に、高校卒業後から従事している工場勤務は『きつい、汚い、危険』の3K労働であり、年収は300万円程度と決して高くありませんでした。夏場は35度を超える過酷な環境で、週に4～6トンもの重量物を扱う肉体労働です。体力的な限界を感じ、将来への不安もありました。

谷口テツ

リーマンショックの影響で非正規雇用や無職だった時期もあり、経済的な後ろめたさから人との関わりを避けていたこともあります。

しかし、筆者は諦めませんでした。「できることをやり続けよう」と決意し、自己研鑽に励み、婚活で選ばれるために必要な力を地道に磨き続けました。結果、婚活偏差値50のレベルに到達し、結婚できました。

まとめ：弱者男性の基準の年収はない！自分の強みをアピールして婚活を成功させよう

一概に年収で弱者男性を分類することはできません。弱者男性にはさまざまな要因があり、年収以外にも家族の状況やコンプレックスなどの要因が絡み合います。結婚するために大事なのは自分の強みを理解し、効果的にアピールすることにあります。

自分の年収に合った戦略を取ることで、弱者男性の要素があったとしても十分に女性との交際が可能です。年収に合った婚活方法選び、弱者男性と思われる要素をうまくカバーしながら、婚活を進めましょう。

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谷口テツ

婚活アドバイザー

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32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。