明日からできる習慣化戦略【イフゼンプランニング】その科学的証拠と婚活自分磨き活用法
- 自分を変えたいと思って行動を始めている
- 良い習慣を続けたいが、なかなか習慣が身につかない
- 目標に向かって努力しているが、達成できず諦めてしまう
テイスペ!では5つの婚活力と称して、低スペックな人でも結婚偏差値が50に上げることができる方法や良い習慣を紹介しています。
しかし、そもそも良い習慣が身に付かない悩みを持つ人も多いと思います。実は習慣化に必要なのは努力や意志力、気合では無いとご存じでしょうか?
頑張れば良い習慣が身につくと言っているインフルエンサーたちは、運と能力を持っています。彼らは成功者であり、ハイスペックであり、努力や意志力、気合でなんとかなる能力を持っているのです。
一方、低スペックの私たちには習慣化するための強い意志力はありません。そんなことができる人々はすでに成功しているからです。
低スペックな人たちは、意志力や気合などに頼らず、人間の持つ特性を利用するのが正しい習慣化の方法なのです。そこで素早く効率的に良い習慣を作るためのテクニック【if-thenプランニング】をご紹介します。
if-thenプランニングとは「もし(if)~が起こったら、(then)これをする」という計画を立てるテクニックです。
本記事を読むことで、マッチングアプリや結婚相談所で競争するライバルたちがまだ身につけられない良い習慣を身につけることができます。
そうすれば、もしかしたらあなたが自身を”低スペック”だと思っている部分が一変し、周囲の人々に対して魅力的に映るようになるかもしれません。そして、最終的には、異性から見て選ばれるパートナーとなることが可能になるでしょう。
ぜひ今から良い習慣を始めてみましょう!この記事にその一歩目が書いてあります。
- if-thenプランニングとは何か?それが有効と言える根拠
- if-thenプランニングの具体的な設定方法と著者の実体験
- 行動をパッケージ化する方法
この記事の著者
名前 / Name
てっちゃん
プロフィール/profile
30代半ばから婚活を開始したが低スぺックの為に350人にフラれる。
その後、婚活力を磨き5年間の婚活の末に結婚、娘も誕生。
低スペックが結婚に至ったノウハウが誰かの役に立てばと思い、婚活で悩む人を応援するブログを執筆している
if-thenプランニングとは何か?
だれでもできるシンプルな戦略
if-thenプランニングは、新しい習慣を身に付けるためのシンプルな戦略です。
具体的には、「もし(if)特定の状況が起こったら、それに対して(then)特定の行動をとる」という計画を立てるというものです。
この戦略は、あらゆる習慣に適用することができ、「テイスペ!」で紹介している【5つの婚活力】を高めるための行動を習慣化するためにも使えます。
私自身も楽しいことしかやらず、何も出来ない低スペックだった状況から、筋トレや料理、貯金などを習慣化するために使った技法がif-thenプランニングでした。
よくある失敗は目標を高く設定しすぎること
良い習慣を作りたいと思いつつ、失敗してしまう人の特徴として「目標を高く設定しすぎる」ことがあります。ダイエットを失敗する人の目標は大体これに当てはまります。
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あなたの周りでこんな目標を立てている人がいたら「多分失敗するだろう」と思いますよね。
このような目標設定の落とし穴は
- 目標が遠すぎて現実味がない
- 我慢しなければいけない場面が多く、いつか爆食いしてしまう
このような点が挙げられます。強い意志力で食欲を我慢し続けるのは私たち低スペックにはできません。
if-thenプランニングの科学的根拠は?
ニューヨーク大学の心理学者であるPeter Gollwitzer教授は、イフゼンプランニングの提唱者として知られています。
彼の研究によれば、イフゼンプランニングは私たちが目標を達成するための特定の行動を自動的に開始するのを助けます。これは、人間の脳が「XならY」という形式の情報を記憶しやすい特性を利用しています (参照:サブリミナルキューへの対応:if-then計画は、意識的な意図なしに行動の準備と開始を促進しますか? |社会的認知 (guilfordjournals.com))
私たちの毎日は習慣で出来ている
お風呂に入って考え事をしていたら、いつの間にかシャンプーが終っていた。そんな経験をしたことはありませんか?
歯磨きをしたり洗顔したり髪を洗ったり、当たり前のように習慣にしていることは意志力を使わなくても簡単にできます。
いちいち「今日のコンディションだと、髪を洗うのに必要なシャンプーの量はどのくらいだろう?」なんて考えませんよね。
人間は当たり前のことは意志力を使わなくても行動できます。継続するのが辛い、良い習慣をこの当たり前に置き換える方法がif-thenプランニングです。
「良い習慣を頑張らなくても出来るようになる」こんな最強のテクニックを習得したら、婚活市場でのライバルと差がつくのは確実。これから学んでいきましょう!
if-thenプランニングの設定方法
イフの設定の仕方
if(もし~の状況になったら)の設定の仕方にはコツがあります。
- 毎日する事をイフに設定する
- なるべく同じ時間にすること
- 同じ場所で設定すること
ポイントは「毎日ブレなくする行動をイフに設定する」ことです。
例えばスクワットを習慣化したい場合、ifは毎日行く場所で行う設定にします。
- (職場に到着したらその場で)スクワットをする
- (帰宅して靴を脱ぐ前に玄関で)スクワットをする
- (お風呂に入る直前、全裸になったら)スクワットをする
()内がifです。どれも毎日必ず行く場所、行動に設定されていますよね。こうすることで毎日同じ場所、行動で習慣化のためのスイッチが押され、良い習慣に結びつきます。
毎日しない行動をifにしてしまうとそもそもスイッチが押されないので、必ずブレなくする行動をifに設定するようにしましょう。
ゼンの設定の仕方
then(~をする)の設定の仕方にはコツがあります。
- 簡単に達成できる程度を設定する
- 気をそらされない程度の時間で、できることを設定する
ポイントはほんの少し行動すれば達成できる目標を設定することです。
例えばスクワットを習慣にしたい場合、thenは確実にできる回数を設定しましょう。
- ~したら(2回だけスクワットをする)
- ~したら(5回だけスクワットをする)
()内がthenです。最初は簡単すぎる回数でいいです。絶対出来るだろう回数で習慣化ができたら回数を伸ばしていきましょう。その繰り返しで、いきなり高い目的を設定するよりも簡単に習慣が身に付きます。
できもしない目標を設定してしまうと、失敗したときに「達成できなかったかったらもういいや」という心理状態。「どうにでもなれ症候群」に陥ってしまい、目標達成は遠のいてしまいます。
習慣化できたら少しづつthenを伸ばす
1週間、2週間if-thenプランニングを実践できたのなら徐々にifの部分を増やしていきましょう。そのうちに習慣が身に付き抵抗がなくなることでしょう。
うまくいかなかった人はもう一度ifとthenの状況設定を見直してみてください。
if-thenが機能しなかったときの条件を思い出しましょう。毎日する習慣をif、ほんの少し達成できる目標をthenです。やるかやらないかを考える前に、行動すればすぐ達成できる程度のことを設定しましょう。
私のif-thenプランニング活用法
if-thenプランニングで間食を減らす
私が実際に使ったif-thenプランニングの一つに「カロリー制限」があります。
私は毎日の仕事帰りにコンビニによってアイスを買って食べるのが日課でした。もちろんそんなことをしていては、カロリーの採りすぎでダイエットの妨げになることは当たり前です。
そこでif-thenプランニングを取り入れてアイスを辞めることを目指したのです。
いきなりアイスを辞めることは辛くて我慢できないので、カロリーが控えめなものに代替することにしました。SUNAOというアイスを選びカロリー減に成功します。
カロリーが少ないアイスを食べる習慣が付いたので、次のステップへ進みます。コンビニに行く回数を減らすことで、アイスを買う機会そのものを減らす作戦に出ました。段々と寄り道する回数を減らしていきます。
ここまでくるとアイスを毎日食べなくてもいい習慣が付いています。深く考えなくても週末にアイスを食べる楽しみを残しておくことに成功しました。
このようなステップを経て、毎日高カロリーのアイスを食べていた私は、週末に低カロリーのアイスを食べる習慣を身につけることができたのです。
自分のペースで始めるのがコツ
if-thenプランニングは自分のペースで進めるのがコツです。
毎日お菓子を食べる生活をしてきたのなら、半分を残して次の日に食べたり、スクワットなら1回から始めても構いません。
周りやSNSの情報に影響されずあなたのペースで、あなたのタイミングで習慣化を始めましょう。それが一番の近道なのです。
習慣のパッケージ化テクニック
箱に詰め込んで行動するイメージで
if-thenプランニングがしっくりこない人には「習慣のパッケージ化」を勧めます。考え方は同じ。習慣と行動を一つの箱に詰めるイメージで「この習慣をするときに自動的にこれもする」と決めてしまうテクニックです。
- お風呂に入るときに裸になったらスクワットをしてしまう
- ベッドに横になったら軽くストレッチをしてしまう
- 甘いお菓子を食べたくなったらヘルシーなナッツを口に放り込む
私はif-thenプランニングより習慣のパッケージ化を主に使っていました。それぞれイメージしやすい方法で習慣化を目指してみましょう。
どうしても出来ないとき用のプランも作ろう
苦しい時にでもできるプランBが習慣化のコツ
- 仕事や家事が忙しい
- イレギュラーな出来事が起きた
- 体調が悪い
人間ですからどうしても頑張れないときもありますよね。習慣化が途切れるのも大体がそんなときです。if-thenプランニングで重要なのはどうしても出来ないとき用に二つ目のプランを作っておくということです。
スクワット5回が無理だったら1回、飲み会に誘われてどうしてもカロリーを摂りすぎるときはお酒は控えめになど、気分が乗らなくてもこれならできる!という行動をあらかじめ設定しておきましょう。
調子のよい時を基準に目標を立てる人は失敗します。調子が悪い時でもできる目標を立てて、どんな時でも継続できるようにしましょう。
まとめ:人間の性質を利用して賢く習慣化!
if-thenプランニングとは?
if-thenプランニングとは「もし(if)特定の状況が起こったら、それに対して(then)特定の行動をとる」という計画を立てるというものです。科学的根拠がある習慣化を助ける方法です。
人間の毎日はたくさんの習慣で出来ています。「お風呂に入って気が付いたらシャンプーが終っていた」のように、辛い筋トレやダイエットなども無意識のうちに行動してしまう習慣付けをしてしまえば無理なく継続できますよね。
if-thenプランニングの設定方法
if(もし~になったなら)とthen(~する)は次のように設定します。
- 毎日する事をイフに設定する
- なるべく同じ時間にすること
- 同じ場所で設定すること
- 簡単に達成できる程度を設定する
- 気をそらされない程度の時間で、できることを設定する
ポイントはほんの少し頑張れば達成できる行動を設定することです。習慣化に失敗する多くの人は「遠すぎる、大きすぎる目標」を立てて失敗しています。
習慣のパッケージ化もおすすめ
習慣と行動をセットにして自動的に行動してしまう習慣のパッケージ化もおすすめです。
if-thenプランニングとやり方は似ているので、自分の頭でイメージしやすい方法で習慣化を目指していきましょう!
さいごに:習慣化ができれば低スペック脱出も近い!
筋トレやダイエットの習慣化はめちゃくちゃ難しいです。だからこそ良い習慣を習慣化できれば相対的に自分の魅力は上がりますし、婚活でも選ばれやすくなります。
if-thenプランニングは最強の習慣化テクニックと言われていて、これ以上に簡単にできるものはないんじゃないかと思っています。「ほんの少し頑張る」を積み重ねて伸ばしていくだけ。簡単ですよね。
私は筋トレ、読書、食生活、美容、睡眠など自己改善のすべてをif-thenプランニングで達成して現在もそのテクニックで習慣を作っています。
良い習慣を身につける→自己改善の達成→自信がつく→チャレンジ体質になる
ひとつ良い習慣を身につけるとそれが連鎖していって良いループに入り、自然と低スペックからの脱出にもつながります。
一つ習慣化できてしまえば後は同じ事を繰り返すだけです。良い習慣を身につけたあなたは、確実に周りのライバル達より一歩先に進めます。
そして習慣化は婚活だけでなく人生そのものにもポジティブなインパクトを与えてくれるでしょう。
あなたもイフゼンプランニングを学び実践して、異性に好感を持たれる魅力を手に入れてくださいね!
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