親の「結婚しろ」という圧力|うるさい言葉への最適なストレス対処法
- 親から結婚しろとプレッシャーを受けていて、めんどくさい
- 親に結婚しない理由を言うべきか?
- 結婚への圧力で感じるストレスを発散したい
親から「結婚はまだ?」と急かされて、ストレスが溜まっている人は多いです。筆者も35歳を過ぎて独身だった経験から、独身者のモヤモヤした気持ちがよくわかります。結論から言うと、結婚に対する価値観は十人十色で、親の言う通りに生きる必要はありません。
本記事では、親が結婚を急かす理由や結婚プレッシャーへの対処法、独身のままでも幸せに生きられる事実を解説します。親からのプレッシャーに悩む男女にアンケートも実施しました。同じように悩むリアルな声を聞けば、悩んでいるのは自分だけではないとわかります。
理想のパートナーを見つけるもよし、独り身の充実を目指すもよし。肩の力を抜いて、自分らしい幸せを追求しましょう。
この記事の筆者
名前 / Name
てっちゃん
プロフィール/profile
32歳で婚活を始めるが、低スペックの為に350人にフラれる。
その後婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚。娘も誕生。
低スペックが結婚できたノウハウが誰かの役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。
なぜ「結婚しろ」と言うのか?親の心理を解析
親があなたに「結婚しろ」と言う理由はさまざまですが『幸せになってほしいから』の理由が大半です。さまざまな調査結果から、親の心理に迫っていきます。
約60%の親が子供に結婚して欲しいと思っている
パートナーエージェントの調査(※1)によると、約60%の親が子供に結婚して欲しいと考えているとわかっています。
結婚して欲しい理由は、主に以下のとおりです。
- 子供の幸せのため
- 生活が安定して欲しい
- 孫の顔が見たい
子供の幸せを願う気持ちと、孫を可愛がりたい気持ちが同じくらいのようです。
結婚に対する、親と子の価値観の違いがストレスに
親世代は、結婚することが人生の幸せへの近道だと信じている傾向にあります。親世代の考えは、今の若者が持つ幸せのイメージとかけ離れており、ギャップが生まれています。親自身が結婚して家庭を築いてきた経験から、子供にも同じ幸せを望むのは自然な心理です。
一方の若者世代は、結婚に対する価値観が多様化しています。『結婚・家族形成に関する意識調査』(※2)では、20〜30代の未婚者のうち『結婚しなくてよい』と考える人が、約30%でした。
「自分らしく生きることが何より大切」「パートナーがいなくても充実した人生を送れる」など、結婚を必須条件とは捉えない人が増えているのが特徴です。
結婚という形をとらない人も増えてきました。
親世代と子世代で結婚観にギャップが生じ、親子間がぎくしゃくする場合もあります。しかし、お互いの考え方を理解し合うことが、ストレスを抱えないための第一歩です。親の願いを頭ごなしに否定するのではなく、自分の人生観をしっかりと伝えることが大事です。
親からの結婚プレッシャーに対する対処法
結婚に対する圧力には、以下のような対処法が挙げられます。
言われて嫌だと思っている気持ちを伝える、自分でストレスケアするなどして、1人で抱え込まないようにすることが大切です。
親とのコミュニケーションをとる
親からの結婚プレッシャーに悩む人にまず提案したいのは、親とのコミュニケーションを大切にすることです。親の気持ちに理解を示しつつ、自分の気持ちもきちんと伝えましょう。親自身が結婚生活を送ってきたように、子供にも同じような結婚生活を望むのは自然です。
しかし、プレッシャーに押しつぶされそうになった場合には、冷静な対話が必要不可欠です。対話の際は「あなたの気持ちはとてもありがたい」と感謝の言葉から切り出しましょう。親の気持ちに寄り添いつつ、自分の考えをはっきりと述べてください。柔軟な姿勢で臨むことが、ストレスを回避するコツです。
ケンカ腰になっても、いいことはありません!
コミュニケーションの具体的な方法として「I(アイ)メッセージ」を活用するのがおすすめです。
I(アイ)メッセージ
あなたは結婚が普通と考えているのは理解しています。けど、私は〜〜と感じています。
上記のように「私」を主語に自分の気持ちを伝えましょう。親を責めることなく、建設的な対話ができます。
婚活について考えてみる
結婚について、改めて考えてみるのもおすすめです。自分にとって結婚が必要なのか、今の価値観と照らし合わせて見直すことをおすすめします。充実した人生を歩むために、結婚しないほうが良いのかを改めて考えてみましょう。
『【結婚相手の選び方】年収か?性格か?あなたの中の答えを見つける価値観リスト』で紹介した「価値観リスト」などを参考に、じっくりと自問自答する時間を作ってみてください。
考えた結果、もし結婚に興味が出てきたのならマッチングアプリや結婚相談所への登録もおすすめです。モテない人には少人数の出会いが向いています。ただし、結婚に興味がないなら、気持ちを親に正直に伝えることが重要です。自分なりのライフプランを説明することで、親の理解を得やすくなります。
自分に自信がない人にすすめる出会いの方法を解説
ストレスケアと適度な距離を保つ
自身のストレスケアも大切です。親からのプレッシャーでつらい気持ちになったら、趣味に没頭するなど自分なり方法でリフレッシュしましょう。
どうしても親との関係が上手くいかない場合は、適度な距離を取ることも一案です。同居しているなら一人暮らしを始める、連絡の頻度を減らすなど、親子関係をコントロールする方法を探ってみてください。
何より大切なのは『人生は自分のためにある』という事実です。親を大切にしつつも、自分らしさを失わないよう心がけましょう。平和的な対話を重ねながら、どうしてもわかり合えないなら距離を置く勇気も時には必要です。
解決策はあくまで一例です。人それぞれに結婚や人生についての理想と現実があり、万人が納得できる結果はありません。結婚しないシングルライフを送り幸せに生きる人もたくさんいます。『【シン・シングル時代】独身がしあわせに生きるコツ』でそんなシングル達の実態を紹介していますので、ぜひご覧ください。
【独自アンケート】親からのプレッシャーの実態
実際に親から結婚の圧力をかけられた人が、どのような気持ちになったのかアンケートを実施しました。
アンケート
ランサーズで『親から結婚を急かされた時に感じた感情等についてのアンケート』を実施しました。
対象は50人の男女です。回答を順番に見ていきましょう。
ほとんどの人が結婚圧力にストレスを感じている
アンケートの結果、約8割の人が親からの結婚へのプレッシャーに、ストレスを感じていることがわかりました。
Q. 親から結婚を急かされて、どのように感じましたか?(複数選択可)の回答の詳細は以下のとおりです。
- ストレスを感じた:39票
- 結婚に対する拒否感が高まった:11票
- 特に影響はなかった:9票
- 自己肯定感が低下した:8票
- その他:1票
2番目に多かった回答が『結婚への拒否感が高まった』です。アンケート結果から、多くの人が『結婚しなければいけない』という価値観に不満を持っているのがわかります。
筆者は親からは何も言われてなかったです。いい親だったんですね。
「結婚しないの?」と言われても何もしない人が多数
親から結婚の圧力を受けても、何もしない人が多数でした。
Q. 結婚プレッシャーへの対処法としてどのような方法を試みましたか?(複数選択可)の回答の詳細は以下のとおりです。
- 特に何もしなかった:22票
- 自分の価値観を親に伝えた:17票
- ストレス解消法を実践した:11票
- 婚活などの行動を始めた:6票
- その他:3票
結婚について話題を振られたら、意図的に別の話をして気を逸らす人もいます。婚活をはじめた人は少数で、急かされたところで、なかなかパートナーを探す気分にならないのが実際のところのようです。
アンケート回答者に、親からのプレッシャー問題を、どのように考えているか聞いてみました。
親が心配する気持ちもわかるので、自分らしく生活しつつ結婚相手を探すようにすると伝えました。今は理解をしてもらえたので、口うるさく言われる事は無いです。
親とは距離を取り、自分のペースで婚活や仕事を頑張りました。自分の人生は自分で決めたかったので。
親とは出来るだけ結婚の話をしないようにしました。結婚の話をされそうになったら、意図的に他の話題に変えていました。
独身生活が楽しいので、自分は結婚する気がないと親に伝えました。
自分の意見を尊重されたことがないため、親と話し合ったとしても無駄だと感じています。
結婚について言われても、特に行動は変えません。
親との関係性により、対応は変わってきます。結婚しない意思を尊重してくれる親なら問題はありませんが、そう簡単にいかないのが現実です。結婚が当たり前の時代に育った人の、考え方を変えるのは困難です。
独自アンケートの結果から、親からの結婚へのプレッシャーに悩む人が多いことが明らかになりました。約8割の人がストレスを感じており、結婚への拒否感を持つ人も多いです。
しかし、多くの人は親から結婚を急かされても何もせず、親との関係性によって対応が変わることがわかりました。
身近な親の意見だからこそ、余計にストレスがかかると考えられます。難しい問題です。
自分にとっての『結婚と人生』を考えよう
結婚の圧力を感じる中で、改めて自分にとっての結婚の位置付けを考えみるのもおすすめです。「家庭を築くのが人生の目標」という人もいれば「パートナーと共に成長したい」と考える人も多いです。
「結婚は人生の選択肢のひとつに過ぎない」という意見もあります。自分にとっての結婚の意味を考えることで、親への対応も変わります。
独身のまま幸せに生きることも可能
人生には結婚以外の選択肢もあり、独身で幸せに生きる人も最近は増えてきているのが実状です。独身者の人々は、友人や親戚、地元のコミュニティの中でお互いに助け合い、老後に備えながら人生を楽しんでいます。
『【シン・シングル時代】独身がしあわせに生きるコツ』で、独身でも幸せ生きる方法を紹介しています。独身を存分に楽しむ方法を探ってみてください。
婚活にチャレンジしてみる
イマイチ気が乗らないとしても、少しだけパートナー探しをしてみるのも選択肢の一つです。気の合うパートナーに出会う可能性は、大いにあります。マッチングアプリは気軽に出会いを探せるので、最初の一歩にぴったりです。
自分に自信のない人、モテない人にあった婚活戦略は『モテない30代の【科学的に正しい婚活】を解説!|マッチングアプリや結婚相談所も紹介』で紹介しています。自分に合った婚活方法を使い、効率的にパートナー探しをしていきましょう。
人生の選択は十人十色です。結婚も独身も、自分らしく生きることが何より大切です。親の声に振り回されるのではなく、自分の内なる声に耳を傾け今後の行動を決めましょう。
親の結婚への圧力はやさしさの裏返しです。本記事を参考に良好な親子関係と、自分らしい人生を手に入れる第一歩を踏み出してください。
まとめ:親にはしっかり自分の考えを伝えよう!
親からの結婚へのプレッシャーは、多くの人が経験する悩みです。親が結婚を勧める理由は、子供の幸せを願うからです。しかし、親世代と子世代で結婚観にギャップがあることがストレスの原因になっています。
違和感を覚えても、まずは深呼吸して落ち着きましょう。親とのコミュニケーションを大切にし、自分の気持ちを伝えることが対処法の一つ。結婚について改めて考え、自分の価値観にもとづいて選択することが重要です。
シングルで幸せに生きて行くのも、結婚を目指すことも、どちらも尊重されるべき選択肢です。もし結婚を望むのであれば、自分に合った婚活方法を見つけましょう。効率的にパートナー探しをすることで、良い出会いが期待できます。
マッチングアプリや結婚相談所で出会いを探すのもおすすめです。気軽に使える出会いの場を求めるならば、マッチングアプリを利用しましょう。
おすすめのマッチングアプリ・結婚相談所の紹介
マッチングアプリで結婚できる確率を解説
一方で、シングルを選択する場合は、自分らしい生き方を追求し、充実した人生を送れます。『【シン・シングル時代】独身がしあわせに生きるコツ』でシングルライフを楽しむためのコツを紹介しています。
結婚プレッシャーに不安になったとしても、まずは一息つきましょう。何よりも自分の気持ちを大切にし、親とも対話を重ねる必要があります。ストレスを溜め込まず、ストレスケアをしながら自分のペースで進めるのが重要です。結婚も独身も、自分らしく生きることが何より大切です。
今すぐにできることから始めてみましょう。自分の人生を歩むための第一歩を踏み出し、あなたらしい幸せを掴んでください。素敵なパートナーとの出会いを心から願っています。
結婚するための力を磨きたい人はコチラ
婚活する第一歩を踏み出すための行動力を鍛える方法