【男性100人に聞いた】婚活で結婚相手(女性)に妥協してよかった点ランキング!
婚活をしていると結婚相手に対してどうしても理想を追い求めてしまいませんか?筆者も婚活を始めた当初は「次はもっと可愛い子にアタックしよう」と無謀な高望みをして、結果として350人もの女性にフラれ続けました。
本記事では100人の男性を対象に、婚活で結婚相手(女性)に妥協して良かった点と妥協しないほうがよかった点をアンケートした結果を発表します。記事を読めば、婚活を進めるうえで男性が女性に対して妥協していい点とダメな点がわかります。
結婚相手の女性に対して妥協していい点は『容姿』、妥協してダメな点は『金銭感覚』でした。結婚を経験した先輩方の意見を参考に、女性への妥協ラインを決めて後悔しない結婚を目指しましょう。
アンケート
クラウドワークスで『【既婚・再婚・離婚男性対象】婚活で「妥協してよかった点/妥協しないほうがよかった点」アンケート』を実施しました。
- アンケート回答者の年代と結婚歴はこちらをタップ
-
アンケートに回答してくれた男性の年代構成は以下のとおりです。

- 20代:10票(10%)
- 30代:41票(41%)
- 40代:28票(28%)
- 50代:18票(18%)
- 60代以上:3票(3%)
アンケートに回答してくれた男性の結婚歴の構成は以下のとおりです。

- 既婚:85人(85%)
- 離婚して独身:9人(9%)
- 再婚:6票(6%)
本記事の筆者

谷口テツ
32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。
低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む30代男性を応援するブログを執筆している。
また、公益財団法人いしかわ結婚・子育て支援財団の『縁結びist』として、地域で出会いをサポートする仲人ボランティアとしても活動中。
資格/qualification
JLC認定恋愛アドバイザー3級、秘書技能検定試験2級
結婚相手(女性)に対して妥協してよかった点の1位は圧倒的に【容姿】
アンケートの結果、回答者の半数が「容姿は妥協してよかった」と回答しています。

結婚相手に「妥協したが問題なかった・むしろ良かった」と感じた点を選んでください(複数回答可)
- 容姿:50票
- 趣味の一致:26票
- 学歴:20票
- 家事能力:18票
- 収入:17票
- 住む場所(地元・転居・実家距離など):17票
- 年齢:15票
- 生活リズム:13票
- 職業:9票
- 金銭感覚の一致:8票
- 親族との距離感:7票
- 健康意識:3票
『容姿は妥協しても問題なかった』と回答した票数は、2位の『趣味の一致』にダブルスコアをつけました。アンケートの自由回答でも、以下のような「見た目よりも内面が大事だ」という声が多数寄せられました。
見た目よりも中身!美人も3日で飽きる!

性格が良ければいいと思います。

容姿は大事ではないですね。大事なのは性格と心の相性です。

実は上記のような『見た目よりも中身』を重視する男性は多くいます。国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(※1)を見ても、独身男性が結婚相手に仕事への理解や家事・育児の能力を求める傾向にあることがわかります。

男はついつい結婚相手に『若い・可愛い』を追い求めがちです。しかし、実際に結婚する際には、容姿に関係なく結婚する女性を決める方が多いのは意外でした。
※1 参考:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(外部サイト)
結婚相手(女性)に対して妥協してはいけない点の1位は【金銭感覚】
結婚相手(女性)に対して妥協してはいけない点の1位は『金銭感覚の一致』でした。

結婚相手に「妥協しなければよかった」と感じた点を選んでください。(複数回答可)
- 金銭感覚の一致:32票
- 収入:18票
- 親族との距離感:18票
- 趣味の一致:16票
- 家事能力:16票
- 生活リズム:14票
- 容姿:12票
- 住む場所(地元・転居・実家距離など):8票
- 健康意識:8票
- 職業:6票
- 学歴:4票
- 年齢:3票
性格の不一致は離婚原因として多い理由です。しかし、離婚の原因を紐解くと『お金』が関わっているケースが上位に食い込みます(※2)。

アンケートの自由回答でも、以下のような「金銭感覚の一致は大事だ」という意見が寄せられています。
金銭感覚がズレていると家計管理が崩壊しやすい。どちらがお金の管理をするのかを結婚前にしっかり話し合っておきましょう。

金銭感覚と結婚後のビジョン(家の購入や子どもの人数)は特に大切です。

「可愛ければ許せる」は恋愛まで。結婚生活は生活そのものなので、浪費癖があったり節約の価値観が合わなかったりする女性とは、どんなに美人でも長続きしません。
※2 参考:弁護士法人デイライト法律事務所「離婚原因ランキング、トップは意外にも・・・【弁護士が解説】」(外部サイト)
【低スペック男子の生存戦略】婚活で『勝てる』妥協の技術3選

本記事のアンケート結果を踏まえて、低スペック、あるいは普通の30代男性が婚活で勝つための戦略を以下にまとめました。
- 見た目のストライクゾーンを広げる
- デートでは金銭感覚をチェックする
- 親族との距離感を確認しておく
婚活での妥協の技術を身につけて、素早くかつ本当に幸せになれる結婚相手を選びましょう。
» 婚活とは何かを徹底解説!具体的な始め方がわかる
見た目のストライクゾーンを広げる
多くの婚活中の男性ライバルは、いまだに『若くて可愛い子』に群がっています。マッチングアプリでも『いいね!』が集中するのは一部の美人だけであり、その他大勢の女性は彼氏がいないまま人生を過ごしています。
彼氏がいないフリーの女性が多い状況で、あなたが「容姿は生理的に無理じゃなければOK」と割り切れたらチャンスです。競争率が低く、性格が良くて家庭的な『隠れ優良物件』の女性と出会える確率がグンと上がります。
あえて結婚相手選びに妥協するポイントを作ることで、親密になれる女性が増えて結婚しやすくなります。
自分のスペックを再確認して、釣り合う女性に意識的にアピールすることで婚活の成功率を上げることが可能です。
» あなたに釣り合う女性のタイプを診断!
デートでは金銭感覚をチェックする

デートは楽しむだけでなく、女性の金銭感覚を見極める場でもあります。結婚相手で妥協するべきではない、女性の『金銭感覚』を見抜くために、以下をチェックしましょう。
- 店員さんへの態度は横柄ではないか?
- 「ご馳走してもらって当たり前」という態度ではないか?
- 持ち物がブランド品ばかりではないか?
- 「貯金とか苦手で~」と笑って言っていないか?
上記のチェックリストに該当する場合、どんなにかわいい女性でも結婚相手としては警戒レベルです。逆にクーポンを使ったり、コスパの良いお店を喜んでくれたりする女性は、結婚後のパートナーとして最高なので逃がさないようにしましょう。
親族との距離感を確認しておく
『結婚相手で妥協するべきではない点』のアンケートで2位に入った『親族との距離感』にも注目しましょう。親族との距離感は結婚してみないとわからないと思いがちですが、実際には普段の会話の中である程度予測できます。
例えば、以下のような質問を女性にしてみましょう。
- 「実家にはどれくらいの頻度で帰ってる?」
- 「親御さんはどんな人?」
「毎週末帰ってる」「親が厳しい」といったキーワードが女性から出たら、結婚後の同居や干渉の可能性を視野に入れましょう。女性の家族関係を含めて、妥協するかしないかを決める必要があります。
結婚を妥協することに関するよくある質問

婚活中の男性が抱える妥協に関する以下の悩みや疑問について回答します。
- 妥協して結婚した男の末路はどうなる?
- アラサーは婚活で結婚相手を妥協するべき?
- 婚活で結婚相手を妥協できないのは普通?
- 妥協しなかった結果、独身として生きても幸せになれる?
- 女性から妥協されないハイスペック男子の特徴は?
妥協して結婚した男の末路はどうなる?
結論から言うと「何を妥協したか」によって、男の末路は天国と地獄に分かれます。容姿や年齢を妥協した人と金銭感覚や価値観を妥協した人で、以下のような差が出ると考えられています。
- 容姿や年齢を妥協した人
- 容姿や年齢を妥協した人は幸せな末路を辿る可能性が上がります。『住めば都』と言うように、外見の好みは結婚生活の中で見慣れます。それよりも性格の良さや居心地の良さが勝り「なんだかんだ今の奥さんが一番」という愛妻家になるパターンもあります。
- 金銭感覚や価値観を妥協した人
- 金銭感覚や価値観を妥協した人は、妥協した後に良くない結果になりがちです。浪費癖や生活リズムのズレは、毎日積み重なるストレスになります。結果的に「家に帰りたくない」「離婚したい」と悩むことになる可能性があります。
理想を追い求めず『何が重要で何がそうでないか』といった点で結婚相手を選びましょう。
アラサーは婚活で結婚相手を妥協するべき?

アラサーは結婚相手を妥協するべきとは言いませんが、条件の整理(=良い意味での妥協)ができない男性は、そのまま一生独身コースへ進む可能性が高くなります。アラサーは婚活におけるターニングポイントだからこそ、慎重に妥協するかしないかを判断しましょう。
女性の見た目や年齢は、結婚生活の幸福度には直結しません。『一緒にいて楽か』「会話が続くか」という「生活の質」に目を向けるべきです。それを「妥協」と呼ぶのではなく、「大人の選択」と捉えましょう。
婚活で結婚相手を妥協できないのは普通?
「頭ではわかっていても、どうしても結婚相手の条件を妥協できない」という状態は普通です。誰だって人生のパートナーには最高の人を選びたいものだからです。
しかし、妥協できない原因が『自分の市場価値を客観視できていないこと』にある場合は注意が必要です。「自分は30代で年収400万だけど、結婚相手は20代の美女がいい」というのは、コンビニで高級フレンチを注文するようなものです。
結婚相手について妥協できないときは一度鏡の前で自分を見つめ直し「今の自分に見合う相手はどんな人か?」を冷静に問いかけてみましょう。
筆者も350人にフラれるまでは「俺はもっとイケるはず」と勘違いしていました。自分のレベルを受け入れた瞬間、運命の出会いが巡ってきました。
自分の今のスペックを確認して、自分と釣り合う女性を確認したい男性は婚活スペック表と診断ツールを利用してみてください。

妥協しなかった結果、独身として生きても幸せになれる?

もちろん独身だとしても幸せに生きて行けます。結婚だけが幸せの形ではありません。ただし、独身として幸せに生き続けるには以下の条件が必要だとされています。
- 豊富な友人関係を持つ
- 特定、または複数のコミュニティに所属できる
- 老後まで困らない経済力がある
- 没頭できる趣味や生きがいがある
上記を持たずに「ただ妥協したくないから」という理由だけで独身を貫くと、40・50代で親がいなくなったときに猛烈な孤独感に襲われる可能性があります。1人の自由と一生の孤独、どちらが自分にとってつらいかを天秤にかけてみてください。
» 独身が幸せに生きるための方法を解説!
» 34歳独身男性はやばい!?手遅れなのかを解説
女性から妥協されないハイスペック男子の特徴は?
女性400名への独自アンケートで判明した、女性が求めているハイスペック男子の条件は以下のとおりです。
- 【高収入】年収800万円以上の収入がある
- 【安定収入】収入が安定的である
- 【清潔感】髪型、肌、服装など、身だしなみが整っていて清潔感がある
- 【体型維持】引き締まった体型を維持している
- 【高学歴】大学を卒業している
- 【語学力(英語)】英語が堪能である
- 【高い社交性】周りの人とすぐに良好な関係を築ける
- 【危機対応力】予期せぬトラブルでも冷静に判断し適切に対応できる
- 【時間・約束厳守】時間や約束をきちんと守る
- 【家事スキル】料理や掃除など、基本的な家事を一通りこなせる
- 【香りへの配慮】体臭や口臭に気を使い良い香りがする
- 【専門スキル】仕事に役立つ専門的な資格やスキルを持っている
- 【家事・育児への平等意識】家事や育児をパートナーと平等に分担する意識を持っている
- 【資産運用力】500万円以上の金融資産を運用している
- 【ワークライフバランス】趣味の時間や家族と過ごす時間を大切にしている
- 【共感力・傾聴力】相手の気持ちを察し寄り添える
- 【パートナーシップ力】パートナーの夢や目標、キャリアなどを理解し応援してくれる
ハイスペック男子の条件をすぐに満たすことは困難です。しかし、年収800万は無理でも清潔感や会話力、家事スキルなら今日からでも磨けます。
自分ができることから一つずつレベルアップすることが『妥協されない男』への最短ルートです。
まとめ:完璧な結婚相手はいない!幸せに直結しない点を妥協できる男が結婚できる

今回の結婚相手に関する妥協点のアンケート結果をまとめると、以下のようになります。
- 容姿は妥協しても結婚生活の満足度には影響しない(慣れる)
- 金銭感覚と性格の不一致は結婚生活を破綻させる(慣れない)
- 100点満点の相手を探すより相性の良い相手を見つけることが大事になる
『結婚相手を妥協する』というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、実際のところは『自分にとって本当に大切なものを見極める』という前向きな選択です。
350人にフラれた筆者も高望みをやめて「一緒にいて落ち着く」「金銭感覚が合う」今の妻を選んだことで、幸せな家庭を築けました。『見た目や年齢重視』の結婚相手探しをやめることで、あなたの運命の人は意外とすぐ近くに見つかるかもしれません。
まずはマッチングアプリや結婚相談所での検索条件を見直すところから始めてみましょう。今日の一歩が幸せな結婚生活への入り口です。
» 非モテ30代男性がマッチングアプリで出会うまでの流れ
» 結婚相談所とマッチングアプリの違いとは?あなたに合う方法を探そう
-1.png)




