そっけない女性との距離を縮める|自己開示のコツと手順解説
- 頑張って話しても女性のリアクションが薄くて困る
- 自分の内面を効果的に伝える方法が知りたい
- 会話が盛り上がらない時はどうしたらいいの?
一般的に「初対面では当たり障りのない会話をしましょう」と言われます。しかし、当たり障りのない会話では、女性と親しくなるのに時間がかかるのが現実です。
筆者は毎月女性とアポをしていましたが、当たり障りのない会話をしていた結果、5年間誰とも付き合えなかった過去があります。
そんな筆者が結婚できた理由の一つが、自己開示を徹底したからです。
女性との心の距離を縮める鍵は自己開示です。ライバルが多い婚活市場で次のデートの約束を勝ち取るためには、初対面からお互いの信頼関係を築かなければいけません。
本記事を読めば、女性がそっけない理由や自己開示の効果・必要性、自己開示のやり方がわかります。女性との初対面での注意点も紹介するので参考にしてください。
自分の内面を伝え、相手の話にも耳を傾けることで、次のデートへの道が開けます。女性との距離を縮め、心からの笑顔を引き出し親密になれる、自己開示のコツをお伝えします。
この記事の筆者
名前 / Name
てっちゃん
プロフィール/profile
30代半ばで婚活を始めるが低スペックの為に350人にフラれる。
その後、婚活力を磨き5年間の婚活の末に結婚。娘も誕生。
低スペックが結婚できたノウハウが誰かの役に立てばと思い、婚活で悩む人を応援するブログを執筆している。
自分から話すのが苦手な女性の心理と対処法
自分から話すのが苦手な女性とマッチングする機会は多いです。女性が自分から話さない理由には、以下の5つが考えられます。
会話の主導権を男性に任せたい
初デートの際にそっけない感じの女性は、男性に会話をリードしてもらいたいと考えている場合が多いです。リードしてもらいたいという思いは、必ずしもネガティブな感情とは限りません。
聞き手に回るほうが心地よい女性も多くいます。男性が会話をリードすることで、女性は以下のような安心感を得られます。
- 話題に困らない
- 自分の話し方や内容を気にしなくて済む
- 男性の話を聞くことに集中できる
そっけない女性を、無理やり話させるようにするのは逆効果です。自分がリードして女性に安心感を与え、気持ち良く自分のことを話したくなるように導きましょう。
警戒心が強い
警戒心の強い女性は、最初から自分をオープンにすることに慎重です。警戒心が強い背景は、過去の恋愛でのネガティブな経験が影響している場合があります。たとえば、以下のような経験です。
- 過去の恋愛で傷ついた経験
- 知り合ったばかりの人に個人情報を教えて、トラブルに巻き込まれた経験
- SNSなどで自分の情報が拡散された経験
男性を試している
一部の女性は、男性の本気度やコミュニケーション能力を試すために、自分からは話さない場合があります。男性がどれだけ自分に興味を持っているかを確認したり、男性のコミュニケーション能力を見極めたりするためです。
男性を試している女性は、男性が積極的に質問をしたり、話題を提供したりすることを期待しています。女性に良い印象を与えるためにも、自己開示のテクニックを利用し、女性の好感度を上げることが重要です。
早く帰りたいと思っている
女性が自分の話をしない背景には、会話自体に興味を持てていない可能性もあります。積極的に自分の話をすることを避け、会話を短く終わらせようとする傾向があります。
残念ですが、興味を持たれなくなった時点で初デートは失敗に終わる可能性が高いです。早く帰りたいと確信できた時点で、早めにデートを切り上げるのも重要です。
コミュニケーションスキルに自信がない
自分のコミュニケーションスキルに自信がない女性も、自分から話すことを避ける傾向があります。以下のような不安を抱えている場合が多いです。
- 自分の話が面白くないのではないか
- 適切な言葉遣いができるか
- 相手に引かれてしまうのではないか
上記のような女性は、自分から話すことでマイナスな印象を与えてしまうのを恐れています。
そっけない女性との会話を盛り上げるには、少しずつ内面をオープンにするように誘導する会話術が必要です。次からは、女性心を開く自己開示の基礎や具体的な方法を解説します。
自己開示は女性との関係を深める
自己開示は、自分の価値観や考えを積極的に相手に伝える行為です。初対面の人とでも、良好な人間関係を作る効果があります。
自己開示が必要な理由
【返報性の法則・親近感を与える】
人間には『返報性の法則』という心理が働きます。返報性の法則とは、自分が自己開示すると、相手も自己開示を返したくなる心理※1 です。
自分の内面をオープンに話すことで、相手との親近感を高め、次のデートにつなげやすくなります。特に婚活のような初対面の印象が重要な場面では、自己開示が重要な役割を果たします。例えば、以下のような場面を想像してみてください。
あなたが進学し、周りは見知らぬ顔ばかりです。緊張感が漂う中、先生が「自分の好きな趣味について話そう」と提案します。あなたが熱中する趣味について話すと、隣の席の女子生徒が「それ、私も大好き!」と共感してくれたらどうでしょうか?
共感の瞬間、あなたと女子生徒の関係性は一気に近づき、親近感が生まれます。初対面でも共通の興味や趣味について話せば、互いを理解し、信頼関係を築くきっかけになります。
話が合う人とは、もっと話したくなりますよね!自己開示は、相手との距離を縮める強力なツールです。
※1 参考:影響力の武器
マッチングアプリは初対面が重要
初対面が重要な理由は、1回目のデートの主な目的は、2回目のデートを取り付けることにあるためです。人間には、頻繁に会うほど親密になれる『単純接触効果』※2 という心理があります。会う回数を重ねれば重ねるほど、お互いへの好感度が自然に高まっていくのです。
- 単純接触効果とは?(タップ/クリックして開く)
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単純接触効果(メア・エクスポージャー効果)は、刺激(画像、音楽、人物など)に繰り返し触れることで、好感度が高まるという心理学の現象です。
最初は何も感じなかった曲を、何度も聞いているうちに好きになるといったケースが該当します。
婚活においては、単純接触効果を活用することが重要です。初対面で好印象を与え、次のデートにつなげられれば、お互いを知る機会が増え、親密度も自然に高まります。
婚活は初対面が重要です!最初の印象で女性の心をつかみましょう!
※2 参考:単純接触効果となつかしさ感情
自己開示の注意点と具体的な方法
自己開示する前の基本的な注意点と、具体的な自己開示の3ステップを紹介します。
注意点!いきなりの深い会話はNG
婚活で気をつけたいのが、初対面でいきなり深い話題に踏み込むことです。過去の恋愛経験や詳細な仕事の話は、相手の心に壁を作ってしまう可能性があります。まずは軽い話題から始めましょう。軽い話とは以下のとおりです。
- 最近行った旅行先の話
- 楽しかった出来事
- 趣味や好きな食べ物の話
上記の話題から始めると、自然に女性との距離を縮められます。会話の中で共感した気持ちを伝え、相手との距離を縮めると女性の本心に触れられます。次から紹介するのは、いきなり深い会話にならない基本の型です。ぜひ覚えてください。
パターンを覚えてしまえば簡単です!
自己開示の会話3ステップ
自己開示の会話は、以下の3ステップで進めます。
- 共感できる話題を切り出す
- 徐々に深い内容に入っていく
- 個人的な話をする
ステップ1. 共感できる話題を切り出す
最初は、お互いに共感できる話題について切り出します。
このお店、初めて来たんですが、パンケーキがおいしいそうですね。甘いものは好きですか?
上記の切り出し方のように、お互いの感情を動かすような話題から切り出しましょう。自分の感情や考えを伝え、相手の感情を聞き出します。大切なのは、自分の気持ちも伝えつつ、女性の気持ちも聞くことです。
ステップ2. 徐々に深い内容に入っていく
次に、話題を徐々に深めていきます。
甘いものがお好きなんですね!ご家族やお友達と出かけるとき、おすすめのスイーツのお店はありますか?
最初の質問を発展させ、相手の趣味や好みについて探っていきます。ただし、急に距離感を縮めすぎないよう注意しましょう。
ステップ3. 個人的な話をする
最後に、自分の内面に触れる話をします。
実は最近友達が落ち込んじゃってて、元気付けたいので、おいしいスイーツのお店をさがしていたんですよね。
○○さんは友達が落ち込んでいるとき、どんな言葉をかけますか?
個人的な話題を共有しますが、自己主張は控えめにしましょう。また、質問攻めにならないよう気をつけてください。
3ステップを踏むことで、自然な形で相手との心の距離を縮め、良い関係を築けます。自己開示は婚活成功の鍵です。自己開示の会話を実践し、女性との楽しい会話のきっかけにしてください。
次のデートにつなげるために心がけること
女性と2回目以降のデートをするために、心がけるのは以下の3つです。
2回目のデートに進めない男性は、上記を意識しましょう。
会いたい気持ちを伝える
次も会いたいという想いを、女性にしっかりと伝えるのが大切です。都合よく気持ちを察してくれる女性はいません。女性もあなたの気持ちを知ることで、次のデートへの意欲が高まる可能性があります。言葉や文章で伝えましょう。
今日はとても楽しかったです。また機会があれば、お会いしたいです。
デートがうまくいかなくても、落ち込まない
デートが思い通りに進まなかったとしても、落ち込む必要はありません。人間には好みがあり、必ずしも自分を好きになってもらえるとは限らないからです。
イケメンでも、生理的に受け付けないと感じる人もいます。異性は星の数ほどいるので、一人ひとりに固執せず、広い視野を持ちましょう。落ち込まず、次の出会いへの希望を持ち続けるのが大切です。
会話内容や振る舞いを振り返る
今までのアポでの会話内容や振る舞いを振り返り、どの点を改善できるかを考えましょう。
実際に筆者も、自己開示を意識して、アポの改善を繰り返しました。月に2~3人と会うことを繰り返し、1年後にはスムーズに会話ができるようになったのです。継続的な努力と反省が自己成長につながります。
以上の点を踏まえて、婚活を進めていけば、2回目のデートに繋げられる確率は上がります。アポへの前向きな姿勢と、改善への意欲が何より大切です。
行動と改善の繰り返しが大事!
自分から話さない女性への効果的な対応方法
自分から話さない女性と会話を楽しむためには、以下の方法が効果的です。
オープンクエスチョンを使う
「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、相手が自由に答えられる質問をしましょう。会話を広げやすくなります。例えば「趣味はありますか?」ではなく「休日はどのように過ごしていますか?」のような質問です。
相手の自然な返答を引き出す質問をすることが重要です。
共通の話題を見つける
女性の興味や経験に関連した話題を見つけることで、会話が弾みやすくなります。共通の話題の例は以下のとおりです。
- 好きな音楽や映画について話す
- 最近行った旅行や、食べたおいしい料理について聞く
- 仕事や学校の話題から共通点を見つける
女性の反応を観察する
女性の表情やボディランゲージを観察し、興味を持っている話題を見つけましょう。興味を示した話題について、より深く掘り下げていくことで会話が盛り上がります。
安心感を与える
女性の話を否定せず、共感的な態度で接することで、女性は安心して自分の話をしやすくなります。相手の話を真剣に聞いたり、適切なタイミングで相槌を打ったり、共感を表す返事をしたりするなどが効果的です。
会話のペースを調整する
女性の様子を見ながら、会話のペースを調整することが大切です。押し付けがましくならないよう、適度な間を取りながら会話を進めましょう。沈黙を気にしすぎるのは、初デートが失敗するよくあるパターンです。
まとめ:適切な自己開示は女性との会話を盛り上げる方法
自己開示のスキルは婚活において欠かせません。女性に対する理解を深め、親密になり次のデートに繋げるためには、以下の会話の順序を踏みましょう。
初めは軽い話題から始め、共感を生み出します。相手と共通の興味や趣味について話し、リラックスした雰囲気を作り出します。
話題を深め、相手の趣味や価値観について探りましょう。相手の反応を見ながら、適切な距離感で話を進めるのが大切です
最終的には自分の内面を開示し、相手との信頼関係を築きます。適度に自己主張をしながらも、相手の話にも耳を傾けるバランス感覚が必要です。
以上のステップを踏めば、適切な自己開示が可能になり、女性との心の距離が近づきます。
しかし、女性一人ひとりにも個人差はあります。女性毎に合った、適切なペースで距離感を詰めるのが大切です。女性との距離感ばかりは、回数を重ねて覚えるしかありません。
筆者も身につけるまで失敗ばかりでした…。
さらに、女性と2回目以降のデートを成功させるために必要な対策も紹介しました。次のデートにつなげる為の対策は以下のとおりです。
- 会いたい気持ちを伝える
- デートの最後に、また会いたいという気持ちをはっきりと伝えましょう。言いたいことを感じ取ってくれる女性はいません。
- デートがうまくいかなくても、落ち込まない
- 全てのデートが上手くいくわけではありません。失敗を受け入れ、次への学びにしましょう。
- 会話内容や振る舞いを振り返る
- デートを振り返り、改善点を見つけます。小さな改善が、次回のデートをより良いものするきっかけになります。
自己開示の技術はすぐに身につくわけではありません。一定期間を学びの時間として設け、女性とのアポに挑戦してみましょう。
大切なのはチャレンジする気持ちだよ!
実践した自己開示で、女性に「また会いたいです!」と言われるような初対面を目指しましょう。
もっと女性との会話が上手くなりたい男性は『女性を楽しませる為の共感力とは?男が磨くべき会話術まとめ』を参考にしてみてください。書かれている内容を実践すれば、行き当たりばったりでアポに挑むより成功率が上がるでしょう。
また、女性との会話が上手くなるには、ある程度の場数が必要です。『モテない30代の【科学的に正しい婚活方法】解説!|おすすめアプリや結婚相談所紹介』を参考に、あなたに合ったマッチングサービスを探してみてください。
何から始めたらいいか分からない人は、マッチングアプリの利用者数が業界最大級の Pairs (ペアーズ)がおすすめです。使いやすい機能と操作性を持つため、初めてマッチングサービスを使う人も迷いなく婚活に打ち込めます。
さいごに
マッチングアプリを通じた出会いには独特の難しさがあります。初対面で相手の関心を引けなければ、次の機会はありません。学校や職場での出会いとは異なり、少しでも悪印象を与えてしまうと、即座に機会を失ってしまう可能性があります。
初対面のチャンスを逃さないために重要なのが自己開示です。筆者はマッチングアプリを利用していた当時、当たり障りのない話題は避け、可能な限り深い話題になるよう心がけていました。
単なる世間話では、結婚相手を探す上で有益な情報は得られません。深い話題を通じて、お互いの価値観や人生観を知ることが大切です。
もちろん深い話題を避ける女性もいましたが、私が探しているのは生涯を共にするパートナーです。自己開示で真剣さが足りない女性を判別できたと思い、良かったと思っています。
自分の内面を話すのは勇気が必要な場合もありますが、婚活では奥手な態度は好まれません。本気で結婚したいのならば、殻を破って行動を始めましょう。
少しでも婚活が進展するのを願っております!
マッチングアプリの初対面での注意点に関してのよくある質問
初対面でのアポ、初デートに対するよくある質問に回答しました。回答を参考に、理想の出会いを手に入れてください。
マッチングアプリで初めて会う時の、適切な時間は?
個人差がありますが、1時間程度がおすすめです。少し物足りない程度の時間にして、もう少し会話をしたいと思わせましょう。もっと話したいと思わせるのが2回目のデートにつなげるテクニックです。
マッチングアプリで初アポ、初デート前の準備は何する?
女性のプロフィールをチェックし、趣味やこだわり、プロフィール写真などをチェックしておきましょう。これらの情報は、会話のきっかけや話題の深掘りに役立ちます。
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自己開示を急ぎすぎるのは避けましょう。人によって心を開くペースには個人差があるため、相手の反応を見極めながら会話を進めることが大切です。
完璧なコミュニケーションができる人はいません。失敗しても落ち込まず、相手に敬意を払って接することを心がけましょう。
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