京都府木津川市【エンミツ】の速川光枝さんにインタビュー|ケアマネの経験が生きる『母親目線』の手厚いサポートが頼れる
テイスペ!では婚活に深く関わる方々にインタビューを行い、30代男性に役立つ婚活のリアルな実情や成婚のコツを聞いていきます。今回は京都府木津川市を拠点に活動する『エンミツ』の代表・速川光枝(はやかわ みつえ)さんにお話を伺いました。
20年以上にわたる福祉・介護分野での『ケアマネージャー』としての経験を持つ速川さん。ケアマネージャーの経験を生かした会員さんへのサポートは「とにかく手厚い」と評判です。
さらに、会員さんの結婚式では『恩師』として親族席に出席したという驚きのエピソードもお持ちです。
「婚活は戦い」「仕事するようにしてください」と、優しさの中にも的確な戦略を説く速川さん。豊富な人生経験に裏打ちされた唯一無二のサポート術と、婚活を成功に導く秘訣について深く掘り下げていきましょう。
↓本記事の要約動画です↓

速川さんの『母親的』サポートは結婚後も続く!?

本日はよろしくお願いします。早速ですが、速川さんの相談所「エンミツ」の所在地や、相談所としての強み・ポイントを教えてください。
速川:はい。エンミツの所在地は京都府木津川市です。主に京都、奈良を中心にオンライン含め全国対応していますが、主に関西の方が多いですね。強みを一言で表すことは難しいですが、会員の皆さんからは「サポートがすごく手厚いですね」と言っていただいています。
「手厚い」というのは、具体的にどのような点ですか?
速川:日々の相談ごとはもちろんですが、例えばお見合いのお洋服を一緒に買いに行ったり、LINEの画像で「この服どうですか?」といったやり取りをしたり。デートのファッションやTPOに応じた服装まで、トータルで相談に乗っています。
速川:さらに、成婚退会された後もご縁が続く会員さんもいらっしゃるんですよ。「不妊治療はどこがいいか」といったご相談もあったり、結婚後のお困りごとは提携しているところにおつなぎしたり。
結構踏み込んだことまで相談するんですね。母親みたいです。結婚相談所というよりは、人生相談所のような感じですね(笑)。
速川:そうなんです。赤ちゃんが誕生された後も「実家が遠くて不安だ」とご連絡をいただければ「そのときはこうしたらいいよ」とアドバイスします。本当に人生相談のようになっていますね。
結婚式の親族席に『恩師』として出席

ホームページの写真で、会員さんの結婚式で手を組まれているものがありましたね。
速川:腕を組んだ写真の彼は、プロポーズも一緒に悩みながら乗り越えた、すごく信頼してくれていた会員さんなんです。披露宴にご招待いただいたんですが、席に案内されたら『恩師』と書いてあったんです。しかも親族席でびっくりしちゃって(笑)。
親族席って、普通はカウンセラーが座る場所ではないですよね。すごい話だなぁ。
速川:そうなんです。そしたら今度は司会の方に「恩師の速川光枝さん」と呼ばれて!実は、お色直しで彼が退場する際の『介添役(※)』をサプライズで頼まれたんですよ。

速川:彼のところまで行って、腕を組んで退場したんです。退場した先で待っておられたご両親が「息子のあんな喜ぶ顔、初めて見ました」と、涙ながらにお礼を言ってくださって。そのときの1枚を送っていただいたんです。
会員さんとの距離が近すぎるぐらい近いですね!本当に母親代わりというか。
速川:嬉しい限りです。その会員さんは先月赤ちゃんが誕生されて「ぜひ速川さんに抱っこしてほしいです」と奥さんからも連絡をいただきましたし、本当に楽しみです。
速川:信頼関係が築けているからこそ、元会員さんのお母様から、ご友人のお孫さんをご紹介いただくといったこともありますね。
※ 介添役(かいぞえやく)とは、結婚式や披露宴で新郎新婦の身の回りのサポートを行う役割のことです。
婚活が長引く男女の特徴は『理想』と『こだわり』
会員さんと真剣に向き合っているからこそ、信頼が生まれるんですね。ただ、真剣にサポートしても、なかなかうまくいかない会員さんもいると思います。
婚活が長引く男性と、パッと決まる男性の違いはどこにあると感じますか?
速川:とことん自分の理想を突き詰めてしまう『プライドの高い男性』は婚活が長引きますね。あと、マメじゃない男性。
速川:女性も理想を求めてしまう『こだわりの強い方』は婚活が長引きますね。こだわりの強い女性は「お箸の持ち方が嫌だった」「お茶碗に米粒が残っていたのが嫌だった」といった、細かいところで気持ちがなえてしまうかな。
婚活が長引く方々には、どのように意識を変えてもらうのですか?
速川:男性の場合はデータを用いることが多いですね。私が所属しているIBJのアナリティクス(統計データ)も利用しますし、会員さんのお申し込み状況などを独自にピックアップして、その人専用のデータを作って見せたこともあります。
速川:一方で、女性はデータよりも「他の人はどうされてます?」と、周りの方を気にされることが多いですね。ですから他の方の考え方や、似たような状況で苦労されたけどこうやって乗り越えられたよ、という例をお話ししますね。
一人ひとりに合ったアプローチで、婚活の現実を伝えるわけだ。会員さんと真剣に向き合っているからこそできる対応ですね。
元ケアマネージャーとしての『調整力』と『傾聴力』が武器

プロフィールで、20年以上『福祉・介護の分野』でご活躍されたと拝見しました。そのご経験は結婚相談所のカウンセラーの仕事に生きていますか?
速川:ものすごく生きています。私は『ケアマネージャー(介護支援専門員)』をしていたんです。ケアマネージャーはご家族から「介護が必要かも」と依頼があったときに、ご本人やご家族とお会いして、その方に今何が必要かを判断します。
速川:介護サービスと一口に言ってもデイサービスやリハビリ、訪問介護などさまざまです。その方に本当に合ったサービスを選定し、ご家族の思いも汲み取りながら、さまざまな業者さんと『調整』をしていく仕事です。
なるほど、婚活のカウンセリングと通じるものがありますね。
速川:はい。「このお客様に本当に合っているものは何か」「何を求めているのか」という判断力は、すごく役に立っていると思います。ケアマネの仕事は、ご本人支援であると同時に家族支援でもあるんです。
速川:一番悩んでいるご家族のお話を聞きながら、何が問題の本質なのかを絞っていく作業をずっとしてきましたから。
「キスをしたことがない」と言える信頼関係
ケアマネージャーはたくさんの方々と触れ合う仕事です。人と人とのつながりという意味で、会員さんと接するうえで大切にされていることは何ですか?
速川:まずは笑顔で『垣根をとっ払う』ことです。最初はどうしても皆さん緊張されているので、そこを解きほぐさないと本音で喋ってもらえませんから。
本音を引き出せるからこそ、深いサポートができるんですね。
速川:そうなんです。本当にリアルな話をしますと、交際が順調に進んで、もうプロポーズかなという段階になっても、手もつなげていない、キスもできていないという男性会員さんがいらっしゃいます。
速川:その方が「速川さん、実は僕……キスしたことがないんです」と、素直に言ってくださるんですよ。
すごいですね!私が会員だったら、カウンセラーに言えないかなぁ(笑)
速川:ですよね!他にも何人か「キスをしたことない」と打ち明けてくれた会員さんはいらっしゃいますよ。やはりだからこそ、安心して聞いていただけるのかなと思っています。
迷っている時間がもったいない!婚活は「戦い」であり「仕事」

最後に婚活を始めようか迷っている方や、今うまくいかなくて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
速川:はい。婚活を始めようと思っている方に対しては、まず「婚活しようかな」と悩んでいる時間がもったいないと伝えたいです。「1年前に電話しようか悩んで、今来ました」という方もおられますが、その1年間が本当にもったいない。
速川:婚活は見えないライバルや自分自身との戦いなんですよ。あなたがのんびりしている間にいい人はどんどん結ばれていく。できるだけ早めに婚活を始めないと、どんどん不利になっていく世界です。
速川:さらに、婚活は厳しい世界だからこそ、仕事のように進めていく必要があります。仕事って体調管理もしますし、少々落ち込んでも行きますよね?婚活も同じです。コンスタントに続けてないと結果は出ないんですね。
速川:月に3回お見合いすると決めたら、そのためには何人に申し込むべきか。例えば「10人申し込んで1人お見合いがOKなら御の字」だとしたら、3人とお見合いするには最低30人申し込まないといけない。
速川:実際は15人に一人というデーターが出ています。そういうリアルな数字を突き詰めながら、仕事のように取り組む覚悟が大切です。
とにかく動き出せ!とのことですね(笑)。
速川:そうですね!実は、婚活を始めるきっかけとしてぴったりな『タワマンスカイラウンジパーティー』も開催しています。

速川:普通の婚活パーティーと違うのは、主催のIBJのカウンセラーが面接をして、本人確認が済んだ身元がしっかりとした方が参加するという点です。参加は結婚相談所に入っていなくても大丈夫。交際後は希望があれば、カウンセラーの相談も受けられますよ。
速川:次回は12月(2025年)に開催予定です。すぐに予約が埋まってしまうので、早めに行動するためにも、予定を空けていただけるとよいかなと思います。
12月の予定は空けておきましょう!本日は貴重なお話をありがとうございました!
速川:ありがとうございました!
インタビューから学べるポイント
- 20年以上のケアマネ経験が、悩みを見抜く『調整力』と『傾聴力』になる
- 母親目線だからこそ「キスしたことない」と本音を打ち明けられるような距離感でサポートできる
- 婚活は戦い。データと覚悟を持って仕事のように取り組むべし
【谷口テツの感想】えんみつの速川さんは人生の「恩師」にもなる、母親のように懐の深いカウンセラーでした
今回インタビューさせていただいた速川さんは「母親的なスタンス」という言葉がこれ以上なくしっくりくる懐の深い方でした。20年以上のケアマネージャーのご経験は単なる経歴ではなく、速川さんのサポートの『核』そのものだと感じます。
ご本人やご家族の本当の悩みに耳を傾け、最適なサービスを調整してきたプロフェッショナルだからこそ、婚活男女が抱える本質的な課題を見抜き、的確なアドバイスができるのだと思いました。
会員さんの結婚式で恩師として親族席に座るほどの深い信頼関係が、成婚につながるサポートの秘訣だと感じます。「誰にも言えない本音を打ち明けたい」「経験豊富なカウンセラーに導いてほしい」と願う方は、ぜひ速川さんに相談してみてはいかがでしょうか。
エンミツの情報

| 名前 | エンミツ |
| カウンセラー | 速川光枝 |
| 住所 | 京都府木津川市州見台 |
| TEL | 090-1076-6050 |
| URL | https://enmitu2020.jp/ |
この記事の筆者

名前 / Name
谷口テツ(てっちゃん)
プロフィール/profile
32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。
資格/qualification
JLC認定恋愛アドバイザー3級、秘書技能検定試験2級
本記事の会話部分は
速川:インタビュイー(話し手)
谷口テツ:インタビュアー(聞き手)
として表記しています。
※本文内では読みやすさのため敬称を省略し、呼び捨てで表記しています。ご了承ください。

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