北海道札幌市【結婚相談所Hiroka】の河野洋果さんにインタビュー|元ススキノママの鋭い視点!男女のホンネを見抜く婚活術に注目

テイスペ!では婚活に深く関わる方々にインタビューを行い、婚活中の30代男性が結婚するためのコツを聞いていきます。今回は北海道札幌市を拠点に活動する『結婚相談所Hiroka』の河野洋果(こうのひろか)さんにお話を伺いました。
Hirokaは元ススキノのママという異色の経歴を持つ河野さんが代表を務める結婚相談所。飲食店を5年間経営してきた人生経験から男女の心理を見抜く的確すぎるアドバイスが「背中を押してくれる」と会員さんから好評です。
河野さんが考える現代の婚活男女の課題や、婚活に悩む方への愛ある力強いメッセージをお届けします。
婚活で成功するためのポイントは【婚活スペック表】の記事でも詳しく解説しています。
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↓この記事の要約動画↓
スペックで選ぶのはもう終わり!婚活成功の鍵は『感覚』にあり


河野さんは婚活中の男女に多く触れ合う中で、現代の婚活がうまくいかない理由は何だと感じますか?
河野:婚活がうまくいかない原因の一番は選択肢が増えすぎている点ですね。昔と違ってマッチングアプリやSNSなど、出会いの形が多いですよね。選択肢が多すぎて「次があるからいいか」と、一人ひとりと真剣に向き合えなくなっている方が多い印象です。
河野:もう一つの婚活がうまくいかない原因は、条件やスペックから恋愛を始めようとすること。昔は年収や家族構成といった条件で人を好きになるなんて無かったはずなのに、今はそこから入ってしまう。
河野:自分で勝手に「これ以上が結婚できるライン」というフィルターをかけて、出会いの可能性を狭めてしまっているんです。

現在の婚活は贅沢になっているんですね。
河野:そうですね(笑)。年収や学歴で結婚相手を選ぶなんて、とても贅沢な悩みだなと思います。

では、結婚相手を見つけるうえで、何を一番重視すべきでしょうか?
河野:もう、絶対に『話したときの感覚』です。フィーリングですね。条件が一つでも良いなと思ったら、まず会ってみるべき。私が会員さんによく言うのは「会ってみて、どうしてもダメだったら断ればいい」ということです。まず行動しないと何も始まりません。

なるほど。頭で考えるより、まず会って感覚を確かめることが大事なんですね。
河野:その通りです。今の人は傷つくことを怖がりすぎているかもしれません。でも恋愛って、傷ついたり振られたりして当たり前。きれいな恋愛なんてドラマだけですよ(笑)。考えすぎずに、自分の直感を信じて動いてみてほしいですね。
元ススキノのママだからわかる!男女のホンネとモテる人の共通点


河野さんの『元ススキノのママ』のご経験は非常にユニークな経歴ですよね。その経験は今のカウンセラーの仕事にどう生きていますか?
河野:ものすごく生きています。ススキノでは本当にさまざまなお客様と接してきましたから、人間の奥深さや男女のホンネ、泥臭い恋愛のトラブルまで肌で感じてきました。
河野:どうすれば男性が喜ぶのか、どうすれば女性が輝くのか、手に取るようにわかります。だから、男性会員さんにも女性会員さんにも、それぞれの立場に立った具体的なアドバイスができるのが私の強みです。

具体的には、どのようなアドバイスをされるのですか?
河野:例えば、女性には「女友達が言う『可愛い』は当てにするな」と伝えます。私は男性から見て本当に魅力的な『可愛い』をプロデュースしますね。
河野:逆に男性には女性が本当に見ている『清潔感』について徹底的に指導します。シャワーを浴びていれば良いという話ではなく、爪が綺麗か、眉毛は整っているか、ベルトや靴がボロボロでないか、といった細かい部分。女性はそういうところを本当によく見ていますから。

そこまで細かく見てくれるのは心強いですね!普通のカウンセラーとは全く違う視点です。
河野:本気で結婚してほしいですから。そのためなら、会員さんのLINEのやり取りまでチェックしますよ。「この一言は女性が引いちゃうね」「これじゃ返事に困るよ」と、結構ズバズバ言います(笑)。私の会員さんの背中を押す力は、たぶんすごいと思います。
自信がないは思い込み!自分をプロデュースして最高のパートナーを見つける方法


婚活をしている男性の中には自分に自信が持てないという方も多いです。そういった方に何かメッセージはありますか?
河野:「自信がない」という状態の男性は、気持ちがオーラとして出てしまっていて。すごくもったいないと思います。もっと自分を好きになってほしいですね。
河野:自信がないなら、まず見た目から変えてみる。髪型を整え、自分に合う服を着る。自分を着せ替えるように新しい自分をプロデュースすればいいんです。モテるために、必ずしも高価なものを身につける必要はないですからね。
河野:私がモテない男性に結婚相談所をおすすめする理由に、男性の「自己プロデュース力」がとてつもなく低いことにあります。「なんでテロテロなシャツ着てるの?」「なんでボロボロのお財布持ってるの?」というような箇所を改善しない。モテと全く関係ないところを頑張るんですよね(笑)。

努力の方向性がそもそも違うんですね。
河野:そうなんです(笑)。良かれと思ってやったことが、逆にマイナスに働くこともある。だからこそ、私たちのようなプロを頼ってほしい。自分に自信がない人ほど、客観的なアドバイスで自分をプロデュースしてくれる結婚相談所は結婚への最短ルートだと思います。あなたの魅力を引き出すのが私の仕事ですから。
会員さんからは「あのとき言ってもらえてよかった」との言葉

Hirokaさんの『押しの強さ』で実際に感謝されたエピソードがあれば教えてください。
河野:やはり、迷っているときに背中を押したことで、良い結果につながったときに「あのとき言ってもらってよかった」と感謝されますね。
河野:あとは、お化粧やファッション、何から何までわからなかった女性会員さんが、私のアドバイスでどんどん綺麗になって、自分に自信が持てるようになっていく姿を見ると、本当に嬉しいです。20kgも痩せた子もいるんですよ。

すごい!テレビ番組みたいですね。そのお節介とも言えるほどのプッシュ力が、Hirokaの最大の魅力ですね。
河野:個人でやっているから、嫌われてもいいと思ってやっているのが大きいかもしれません(笑)。でも、笑顔で「痩せた方がいいよ」って言うから、あまり嫌がられないみたいです。

ズバズバ言う感じは、高島ちさ子さんのようなイメージでしょうか(笑)。
河野:よく言われます(笑)。私も子どものNintendo DSをバキッと割ったことがありますから。けど、ゲームばっかりやってたら将来のためにも良くないじゃないですか。会員さんにも「良くない」と思ったことは正直に伝えて、良い方向性に進んで欲しいんです。
河野:うちの子は昔は「厳しい」と言っていましたが、今は「育ててくれてありがとう」と言ってくれます。会員さんにも結果的に結婚に結びつけばいいなと思って、おせっかいなところまで口を出しているんですよ。
大切なのは『尊敬』と『受け入れる』こと|幸せな結婚生活を送る秘訣

河野さんは今でも旦那さんと仲が良く、大学生のお子さんが2人いると聞きます。婚活がうまくいき結婚生活を幸せに続けるために、最も大切なことは何だと思われますか?
河野:相手を『人として尊敬できるか』。そして『ありのままを受け入れる』こと。この2つに尽きますね。結婚はドキドキする恋愛感情だけで続くものではありません。

好きという気持ちだけではダメ、ということでしょうか。
河野:高校生の恋愛とは違いますから(笑)。20年も30年も「好き」という感情だけで走り続けるのは難しい。でも、相手への尊敬の念があれば、関係は続いていきます。
河野:お互いのわがままな部分や欠点も含めて「この人はこういう人なんだ」と受け入れる覚悟。それができたとき、結婚生活は本当の意味で豊かになるんだと思います。今好きじゃなくても、尊敬できて、一緒にいて楽な相手なら絶対にうまくいきます。
「私なんか」はもう卒業!自分を好きになることから婚活は始まる


最後に、婚活を始めようか迷っている人や、うまくいかなくて悩んでいる人へメッセージをお願いします。
河野:婚活は幸せになるためにするものです。誰かに幸せにしてもらうんじゃなく、自分で幸せを感じるために。だから、もっと自分を大事にして自分を好きになってほしい。「私なんか」「僕なんか」という気持ちは捨ててください。あなたには魅力がたくさんある。その魅力を引き出すのが私の仕事です。
河野:恋活ならマッチングアプリでも良いと思いますが、本気で結婚したいなら、特に自分に自信がない人こそ私みたいな人に頼ってほしい。1人で頑張っても方向性が間違っていたら悪い方にしか進みません。誰かに相談することが幸せへの一番の近道だと思います。

河野さんの人生経験豊富なアドバイスは、多くの婚活迷子の人の後押しになりそうですね。
河野:そうなると嬉しいです!あ、そうだ、お知らせがあるんです!今月末に札幌市で、私のようなお節介なカウンセラーたちが集まって、300人規模の街コンをやるんですよ。

河野:ネットで顔が見えない相手とやり取りするより、実際に会って話すのが一番。色々な人を見て「ああいう格好をすればいいんだ」「ああいう風に話せばモテるんだ」って学ぶ、最高の教科書になるはずです。ぜひ、こういうイベントにも積極的に参加してほしいなと思います。

本日は貴重なお話をありがとうございました!
河野:こちらこそ、ありがとうございました。
インタビューから学べるポイント
- 条件よりも感覚(フィーリング)を大切にする
- 清潔感や自己プロデュース力を磨く
- 相手を尊敬し、欠点も受け入れる姿勢を持つ
- 「私なんか」を捨てて自分を好きになる
【谷口テツからの感想】結婚相談所Hirokaの河野さんは、笑顔の奥に鋭い洞察力と深い愛情を持つパワフルな方でした
今回インタビューさせていただいた河野さんは、終始笑顔で非常にエネルギッシュな雰囲気をお持ちの方でした。元ススキノのママとしての鋭い人間観察眼で厳しいことも伝える『おせっかい精神』は、結婚相談所のカウンセラーにぴったりだと感じます。
河野さんの人柄がわかるエピソードなのですが、実は初めてのミーティングのときに、私(谷口テツ)が遅刻してしまったんですね。15分ほど約束の時間に遅れてしまい「やばい…怒らせた…」と思っていましたが、河野さんは「人間ですからちょっとぐらい時間に遅れることもあります。お気になさらずに」と優しくフォローしてくれました。
ズバッと言う一面がありつつも、飲み屋のママのように面倒見が良い・優しい一面を持つ河野さん。「本気で自分を変えたい」「誰かに強く背中を押してほしい」と覚悟を決めた方は、ぜひ河野さんに相談してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所Hirokaの情報

名称 | 結婚相談所Hiroka |
代表 | 河野 洋果 |
TEL | 080-9277-1300 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 水曜日・不定休 |
URL | https://www.hiroka6sub.com/ |
この記事の筆者

名前 / Name
谷口テツ(てっちゃん)
プロフィール/profile
32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。
資格/qualification
JLC認定恋愛アドバイザー3級、秘書技能検定試験2級
本記事の会話部分は
河野:インタビュイー(話し手)
谷口テツ:インタビュアー(聞き手)
として表記しています。
※本文内では読みやすさのため敬称を省略し、呼び捨てで表記しています。ご了承ください。