京都府京都市【京都婚活サロンNepisu(ネピス)】の深尾真也さんにインタビュー|30代カウンセラーが語る早めの婚活がおすすめの理由
テイスペ!では婚活に深く関わる方々にインタビューを行い、30代男性の役立つ婚活のリアルな実情や成婚のコツを聞いていきます。今回は京都府京都市を拠点に活動する『京都婚活サロンNepisu(ネピス)』の深尾真也(ふかお しんや)さんにお話を伺いました。
深尾さんはインタビュー時点で32歳。京都婚活サロンNepisu(ネピス)のメインの会員層も20代後半から30代がメインという、まさに婚活当事者と同年代のカウンセラーです。
同年代だからこそ見える30代男女が陥りがちな『判断基準の厳しさ』や、男性特有のマリッジブルーの実態。さらに、なぜ婚活は体力があるうちに始めるべきなのかのリアルな理由について深く掘り下げていきます。
↓本記事の要約動画です↓

30代カウンセラーだから気づく『LINE』の重要性と現代の婚活の進め方

まず、京都婚活サロンNepisu(ネピス)さんのホームページを拝見して思ったことが「カウンセラーさんが若いな」です。結婚相談所のカウンセラーは50代以降の方も多いイメージなので。
深尾さんが30代だからこそ気づける会員さんかの変化や、サポート内容などはありますか?
深尾:京都婚活サロンNepisu(ネピス)のカウンセラーが若いからこそ気づけることは『会員さんが現代に適した婚活ができているか』だと思います。例えば、LINEのやり取りは現代の婚活のポイントです。
深尾:今は1つのLINEのやり取りで交際が終わってしまう時代です。会えない時にコミュニケーションが取れるツール(LINE)を上手に使うことが、文字通り『運命の分かれ道』になっていますね。
深尾:文章が苦手でも、LINEなら無料通話やビデオ通話もできるので、便利な機能を駆使してコミュニケーションを取るようにと、会員さんには伝えています。
確かにLINEを使ってこなかった世代だと、現代の若者との感覚の違いには気が付けませんよね。
深尾:そうなんです。また、婚活のボリュームゾーンである30代と同年代のカウンセラーですから、会員さんから単純に話しやすいと言われることもありますね。相談への気楽さが、会員さんの満足度にもつながっていると思っています。
婚活がうまくいかない30代の特徴は『判断基準の厳しさ』
京都婚活サロンNepisu(ネピス)さんは婚活パーティーなども開催されているとお聞きしました。婚活の場で、うまくいく人の共通点はありますか?
深尾:実際のところ、ほとんどの方は基本的な身だしなみは出来ているんですね。問題は『聞き上手かどうか』だと思っています。特に男性はそうなのですが『話し上手』なだけでは婚活はうまくいきません。女性の話を楽しそうに聞ける男性は、婚活パーティーなどの場面でもうまくいきますね。
逆に、結婚相談所の会員さんで「婚活がうまくいかない」と感じる30代男女の特徴や、長引く原因は何だと思いますか?
深尾:お見合いを受けるか、交際を継続するか、その判断基準が厳しめな方は、活動が長引く傾向があります。
深尾:例えば、お見合いで「なんとなく合わなかった」という理由だけで関係を終わらせてしまう方が多いので、もったいないなと思います。それが緊張によるものか、本当に人間的に合わないのか、1回ではわからないはずなのに。
深尾:「10個ぐらいいいところがあるのに、1個嫌なとこ見つかったのでやめます」とおっしゃる方もいますね。交際を継続するかの基準が厳しい方は、本来なら相性が良かったかもしれない人を早い段階でご自身で切ってしまっているんです。
意外な落とし穴?30代男性が陥る『マリッジブルー』の正体

30代だと「もうちょっといけるでしょ」と、婚活に焦ってない方が多い点も、判断基準が厳しくなる原因でしょうか?
深尾:それはありますね。特に男性が「34歳ぐらいまで自分流でやってみて、ダメだったらそのとき考えよう」という感じで、根本的に焦っていない方もいます。
深尾:ただ、そういう方も、いざ結婚が現実になると「本当に大丈夫かな」とビビっちゃうんです。マリッジブルー(※1)ですね。
へー!男性もマリッジブルーってなるんですね。
深尾:はい。女性は「この人!」と決めたら、結婚への覚悟が決まる方が多いですが、男性の方が意外とマリッジブルーになるんです。
30代だったのでわかりますが、結婚の覚悟を固めるって結構大変ですよね。マリッジブルーの理由は何でしょうか?
深尾:それが、結婚を迷う理由を聞いても「特にない」と答えるんですよ。恐らく、今までの恋愛の延長線上みたいに婚活を考えてしまっている男性が多いのではないでしょうか。結婚相談所での活動は3か月、4か月と進むと、結婚が一気に現実味を帯びてくるので、そのギャップにやられちゃうんじゃないかと。
結婚相談所に入会する前に、しっかり結婚の覚悟を決める必要がありますね。簡単そうで、難しそう。
※1 マリッジブルーとは、結婚を控えた時期や結婚後まもない時期に感じる不安や憂うつな気持ちのことを指します。
30代男性がやりがちなデリカシー違反

では逆に、女性が婚活で陥りがちな罠ってありますか?
深尾:女性はフィーリングや性格的な相性、話のペース、物事の価値観といった『人間的な相性』を、男性よりも重視している方が多いですね。だから、少しでも違和感があると「次へ行こう」という女性が多く、交際継続のラインが厳しい印象です。
その女性心理を踏まえて、30代男性が「こういうこと言っちゃダメだよ」と気をつけるべきことはありますか?
深尾:デリカシーのないことを言わない、に尽きますね。IBJのルールでも決まっていますが、意外と男性がやりがちなのが「自分が聞かれても平気だから聞く」という行為です。
深尾:例えば男性は「最寄り駅どこですか?」と聞かれても平気で答えるじゃないですか。でも女性は防犯上の理由で答えません。「何があるかわからないのに、なんでそんなこと聞くの?」と思ってしまいます。
私自身「最寄駅を教えたくない」というう感覚はなかったですね!普段、男性がデリカシー違反だと思っていないラインが、実は違反なんですね。
深尾:そうです。よくある失敗が「活動歴どれぐらいですか?」と聞いちゃうことですね(笑)。始めたばかりの人ならいいですが、3、4年活動している女性にそれを聞いてどうするんだ、という話です。
婚活は体力勝負!20代、30代前半で婚活を始めるべき理由
30代になって、女性との距離感を改めて測り直すのは大変そうですね……。深尾さんご自身が同年代の会員さんを見ていて、やはり「早めに動いた方がいいな」と感じますか?
深尾:はい、それはもう絶対に。20代のアドバンテージ(結婚相手を見つけやすい)はもちろんありますが、僕が一番思うのは『体力』の問題です。結婚相談所に入ると婚活だけではなく仕事と趣味も全部両立させないといけない。やはり体力がない方は大変そうだなと思います。
私は今40歳なんですが、体力が落ちたと実感しています。30代後半ぐらいから『仕事終わってデートに行く』なんてことが、結構キツくなってきますよね。
深尾:そうなんです。30代後半や40代で婚活を始めると、仕事での責任も重くなっている方が多いので、婚活に充てる時間が減ります。それに、年齢を重ねると価値観もガチッと固まってくるので、余計にお相手を探しにくくなります。20代ならまだ柔軟に対応できることも多いですよ。
深尾:ローンを組むとか、お子さんをどうするとか。将来設計を考えるうえでも、お互い若い方が時間の猶予がありますし、選択肢も広がって柔軟に対応できますから。
そうですよね~。考えれば考えるほど、若いうちから婚活始めた方が良いとなりますよね。
結婚相談所は『最終手段』じゃないので、アプリと同じような軽い気持ちで相談を

最後に、これから婚活を始めようか迷っている20代後半~30代の男性へメッセージをお願いします。
深尾:一番伝えたいのは、結婚相談所を『最終手段』だと思わないでほしいということです。マッチングアプリって「彼女欲しいな」と思った瞬間にアプリをインストールするじゃないですか?結婚相談所も「結婚したいな」と思ったら、すぐに相談に来るような感じで良いと思っています。
『最終手段』として結婚相談所に来ると何かデメリットがありますか?
深尾:はい。結婚相談所って、他のサービスより年齢をシビアに見られる傾向があるんです。だから『最終手段』として30代後半や40代で来るより、絶対に早く来た方がいい。まずは結婚相談所で1回話を聞いてみて、自分に合うか合わないか判断すればいいんです。
深尾:京都婚活サロンNepisu(ネピス)は入会金0円(※2)で、料金的なハードルも低くしています。まずは6か月全力で婚活にコミットしてみて、自分に何が足りないかを見極める。それでだめだったら辞めるのも一つの選択肢です。
深尾:マッチングアプリに登録している間も平等に歳は取ります。早め早めに行動して、婚活が有利に運ぶ年齢のうちからしっかりと活動することが、結婚への近道だと思います。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
深尾:ありがとうございました!
インタビューから学べるポイント
- 30代婚活が長引く原因は『厳しすぎる判断基準』。減点法ではなく良い点を見る意識が重要
- 男性は恋愛の延長で考えがちで、結婚が現実味を帯びるとマリッジブルーに陥りやすい
- 婚活は体力勝負。仕事と両立できる30代前半までに婚活を始めると、結果的に効率が良い活動ができる
- 結婚相談所は最終手段ではない。マッチングアプリと同じく、婚活の選択肢の一つとして気軽に相談すべき
※2 条件を満たしたうえで、6か月の継続が必要。詳細は京都婚活サロンNepisu(ネピス)にご確認ください。
【谷口テツの感想】同年代の話しやすさとスピード感が魅力
今回インタビューさせていただいた深尾さんは年齢が32歳ということもあり、30代の婚活者にとって『一番話しやすい』タイプのカウンセラーだと感じました。
「なぜ男性はマリッジブルーになるのか」「なぜその質問がデリカシー違反なのか」といった男女の心理的な違いを、同年代の目線でロジカルに分析されていたのが印象的です。
特に「若い方が将来の選択肢も増える」という、若いうちに婚活をすることのメリットは納得しかありません。
「年上のカウンセラーには本音を話しにくい」「アプリでうまくいかなかった理由をロジカルに分析してほしい」と願う30代の方は、ぜひ深尾さんに相談してみてはいかがでしょうか。
婚活サロンNepisuの情報

| 結婚相談所名 | 京都婚活サロンNepisu(ネピス) |
| メイン仲人 | 増田 和文 |
| カウンセリング場所 | 京都府京都市中京区富小路通錦小路下る西大文字町599 京都錦HKビル210号室 |
| TEL | 075-585-5388 |
| URL | https://kyoto-konkatsu.nepisu.com/ |
この記事の筆者

名前 / Name
谷口テツ(てっちゃん)
プロフィール/profile
32歳で婚活を始めるが、低スペックなので350人の女性にフラれる。婚活力を磨き、5年間の婚活の末に結婚し娘も誕生。低スペックでも結婚できたノウハウが自分と同じ悩みを持つ人の役に立てばと思い、婚活で悩む男性を応援するブログを執筆している。
資格/qualification
JLC認定恋愛アドバイザー3級、秘書技能検定試験2級
本記事の会話部分は
深尾:インタビュイー(話し手)
谷口テツ:インタビュアー(聞き手)
として表記しています。
※本文内では読みやすさのため敬称を省略し、呼び捨てで表記しています。ご了承ください。

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